空の上で

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やっと天使は朱音を降ろしてくれた場所は 都庁のてっぺん 『地面に下ろして!』 朱音はまたピリピリした 「僕まだ君のこと聞いてないもん」 この自己中! 『なによ!自分のことばっか・・・あたしのこと気遣うこととか考えないの!?』 「いいじゃん僕は君の名前聞いてないし」 『朱音!これでいい!?』怒り口調で言っても天使は怯まない 「あとね~あ!僕の名前知らないじゃん!?名前はねハルっていうんだ」 『・・・』 聞いてないし・・・ 「あと~彼氏はいる?」 『いません!』 「そっか♪じゃ降りよう♪はいおいで?」 天使が手を広げる 『・・・やだ!』 「なんで?一緒じゃないと降りれないよ~?」 朱音はむくれた顔でしぶしぶ天使の腕の中にしがみついた 『・・・早くしてよ!』 「了解♪しっかりつかまってね♪」 都庁から下に急降下 ジェットコースターより早い! 『きぃぁぁぁ~~~~!!!』 ・・・ スタ ・・・ やっと地面に降りれた 「うるさいなぁ・・・」 『ぁ・・・あんたが悪いのよ!!』 死ぬかと思った
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