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「・・・」
その人は朱音の顔を黙ってじーっと見た
『?あの寒いし雪に埋もれてるし暖まりません?』
彼はにっこり笑って
「♪見つけた♪」
『え?』
彼は朱音の腕をつかんで自分の方に引き寄せ
朱音にキスした
『!?』
突然のことでボーゼンとする朱音・・・頭が回らない
「僕天使なの♪願い事を叶えてあげる」
はっと我にかえると怒りがこみあげた
『!・・・💢ふざけるな!』
バシーン☆
人を殴るのははじめて
あたしのファーストキス
奪ったんだ
当然だ!
家に戻ろうとした時
その変態は叫んだ
「待って願いは!?」
・・・こいつ・・・悪いと思ってない!
笑顔だし・・・
『あんたがこの場所からいなくなること!』
「了解♪」
そんな言葉も耳に入らない朱音はバタンと勢いよく扉を閉めた
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