風と土 ~<時の足音>

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伸行 『三次には、申し訳無い 、実は貴方の力と智恵を お貸し頂きたい』 三次 『お二人様、まず御座り 下さい、魚を焼きます食 べ長柄、じっくりお話し を』 勝茂 『そうだな、おぅおぅ、 忘れていた酒だ、これも 飲もう』 持って来た酒を三次に渡 し座る。 伸行 『済まんな、三次さん』 (彼の信頼を傷つけたな …) 三次 『今から、さっき取って 来た魚焼きます、酒も有 りますし、伸行様と柳様 じっくりお話し下さい』 柳 『そうだな、で伸行殿は 「力」と「智恵」が欲し いとおっしゃりましたが ?』 (伸行とは、父と兄より 優れて要るのか?何故、 俺の「力」「智恵」が必 要なんだ、必要であるま い。山路家の財はかなり 有るはず、情報は父、兄 から聞けるはず、目的が 解らん)
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