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伸行
『…解りました。では、
さっそくですが、約束道
理、柳様がおっしゃいま
した。
「二っめの命を粗末にせ
ず」
「三つめの相談する」で
す、何か良い話しがない
ですか?』
柳
(伸行め、やりおるわ。
逆手にとりおったか、こ
の男やるかも知れんな、
果たして出来るか)
『神戸の殿には、姫が居
るそうだ、花見が好きら
しい』
伸行
『解りました』
伸行は理解していた。
神戸の殿に柳を配下に貰
う許可が必要だと、だが
糸口が見えなかった、だ
けであった。
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