蒼の空

『真紅の着物と花』

神戸城は、平城で得に北
勢の備えは強固になって
いて、鈴鹿川の自然堀を
利用し、その川向こうの
小高い丘に神戸の守りを
兼た『高岡城』、山路弾
正に守らせ、東には伊勢
の海、西には、本家の『
亀山城』があり鈴鹿山脈
を越えなければ、侵入で
きず、攻めにくい、条件
が整っている。
『神戸城』の天守閣は、
三階二層。
本丸には、『天守閣』と
『物見櫓』食糧を保管の
『角櫓』と『月見櫓』が
ある。
『本丸』と『ニノ丸』を
守る内堀が有り、『三ノ
丸』『西ノ丸』『東ノ丸
』があり、北の丸が第一
外堀に守られ、なかでも
特に『北の丸』は、北側
の防ぐ要で外堀がその区
域が大きく迫り出し、『
馬出しの丸』と繋がり大
きな城構えになっている
。
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花見をする場所は、北の
丸が、この時期だけ一部
花見で開放される。
もちろん、馬出し丸で不
審者の検分がある。
伸行と三次も門番に検分
を受け、北の丸にはいる
。
山路家の通行書さえ有れ
ば簡単に通過できスンナ
リと北の丸に入る事がで
きた。