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するとハヤトはむっとした顔で、
「ちょっと…、人に指差しちゃダメだろ。君こそ礼儀を知りなよ。」
と、生意気な事を言ってきた。
「な、なんですってぇえ!!!!」
私はカチンときて、ハヤトのいる下の枝に降り、これでもかと思うほど睨みつけて怒鳴った。
「何よ!人間の分際で私に文句言うつもり!?」
「はい…?」
ハヤトは目をぱちくりさせ、驚いていた。
「人間の分際って…君何様の…」
―ムカッ!!
生意気でむかつくその言葉にプチンと頭の中の何かがキレた。
何よ!何よコイツ!!
こんなむかつく人間初めてよ!
本当に私が造ったの?って疑いたくなるわ!
私はハヤトの胸ぐらを掴んだ。
そんな私にハヤトは驚愕した。
私の豹変にだろう。
「ちょ…やめ…っ」
苦しいからか、私の手に触れてきたが、そんなの関係ないわ!
そして、生意気な事を言ってきたハヤトをギッと睨んで言ってやった。
「私はティア!!この世界だとあなた達の言うところの神様よ!!」
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