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「…うわっ!!?」
ハヤトは吃驚して、枝から落ちそうになった。
「だ、誰!!?」
ハヤトは私に気が付かずに、辺りをキョロキョロ見渡す。
「あ、あれ?」
まだ、気づかないの?
もう…っ
「そこじゃない、上!上だよ。」
ハヤトが私の方に顔を向ける。
そして、視線が合った。
「こんにちは♪」
私はニッコリと笑顔で挨拶をすると、ハヤトは凄く驚いた顔をして、腑抜けた声をだした。
「…へ?!」
あれ…?
「だ、誰…?」
酷く混乱してるのか、ハヤトはまだ驚いた顔をしていた。
もうっ!
いい加減その顔止めなさいよ。この私に向かって~。
私はぷくっと頬を膨らませて、ハヤトに向かって指を突き立て怒鳴る。
「誰?じゃない!こんにちは♪って挨拶したんだからちゃんと返すのが礼儀でしょ!?」
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