5849人が本棚に入れています
本棚に追加
「さらにっ!!」
今度は右手が縦横無尽に動き回る。
「……止めっ……エミィさん、ちょっとっ……」
嫌がるウィズシーさんの言葉に耳を貸さず、冷酷な顔で右手を動かしすエミィ。
「良しっ!!」
満ち足りた、何事かをやり遂げた表情で笑う。
「でーきた」
ウィズシーさんは膝を付いてうずくまっている。
ちらりと覗く顔は恥じらいのためか紅潮しているし、全身小刻みに震えている。
そして、背中にはほんのり痣の様な物があった。
「さあ、治しますからねー」
サティナが満面の笑みで下心無く言った。
最初のコメントを投稿しよう!