おいおい

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「……ああ、痛そう」 いつもの柔和な笑顔のまま、さも自然に鎌から滴る血を舐めとった。 その仕草はあまりにも妖艶で、見るもの全ての心を奪う。 「どうする? 降参したほうが身のためじゃないかな?」 こんな事を言われては、もともとやる気のないアクゥー様はすぐに場外に飛び降りてしまうだろう。 「……降参? バカなこと言うんじゃねーよ」 アクゥー様もなぜかまだやる気があるようだ。 「第一、右手堕としたぐらいで満足か?」
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