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「さぁ……帰ろうぜ。
シンデレラ」
「や……やだ!
いじわるミツマサとは帰らない!」
「……ったく、
パフェでお小遣いゼンブ無くなったからって俺のせいにされちゃたまらないな。
………ほら、コレ」
そう言って俺は不意にシンデレラへ綺麗にラッピングされたある小包みをわたす。
ちいさなシンデレラは振り向いてその潤んだ紅い瞳に俺を映した。
……やっぱり泣き虫だ。コイツ。
「これ……なに……?」
「開けてみ」
「う……うん」
慣れない手つきで、しかし夢中に紙を破っていくシンデレラ。
そして手に取ったのは……
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