第4話 「ガッコウっておいしいの?」

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~~~~~~ 俺の名前は瀬川光雅。 どこにでもいる一般平凡中学生だ。 でも、先日空から落ちてきたお姫さま、シンデレラのせいでフツウの中学生じゃ無くなった。 どうやらシンデレラが元のセカイに帰るには俺と結婚するのが条件らしく、現在同じ屋根の下でくらしている。 オマケに放っておいたら世界が滅びるらしい。 これだけでも不安でいっぱいなのに、 貴重な週末を浪費した挙げ句、今日からまた学校が始まる。 ウルサい目覚ましを止め、 ベッドからはいずり出て、 一段一段ダラダラと階段を降りる。 「ふぁ~~あ。ねむ……」 「あ、オハヨウ!ミツマサ!」 「あぁ、おはよう………………」 ウワサをすればシンデレラ様の登場だ。 ピンクを基調としたセーラー服姿。 頭には俺があげた赤いリボンを付けている。 ったく、朝っぱらから制服のコスプレなんてよくやるよ…… 「どうせやるならスク水とかにしろってんだ …………………ってちょっと待てーーーーーーーっ!」
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