1558人が本棚に入れています
本棚に追加
「うぉぉぉお!レイラちゅわ~ん!」
「キャーっ!何なのこの人~~!?」
マズい!本当に追いつかれる!
このままじゃシンデレラが(¢£%;#*@&)にされる!
くそっ!正門まであと少しなのに!
と思った瞬間、
聞き覚えのある女子の声がした。
「こらーっ!コタローっ!」
そう。
救世主が登場したのだ。
「ちょっとどいて!」
その救世主はシンデレラをアンドウの進行方向から突き飛ばした。
「きゃっ!?誰?」
「その声は……ユズか!」
目に入ってきたのは
丸くカットされたショートヘアに、
ロイヤルミルクティー色に透き通った滑らかな髪をなびかせた後ろ姿。
間違いない!
最初のコメントを投稿しよう!