甘酸っぱい時間

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僕たちが出会った瞬間というものは、まるで世界が2人だけのためにあるみたいだったよね。   君は僕を「あなたほどのベストパートナーはいない」って言ったけど…僕だって、負けないくらい君が好きさ。 そのなめらかな肌は僕をそっと包み込んでくれるようで、とっても愛おしい。 そして僕らは恋をして、それが愛に変わるまで時間はそうかからなかった。 僕らは溶け合い、昼夜を問わず何度も身体を重ね合わせた。君とひとつになれる瞬間こそが、僕にとっては何よりも幸せな時間だった。         やがて僕らにも子供が生まれ、家族の絆はより一層深まった。この子になら何をされても構わない。 僕らはその子に「苺」という名前をつけた。 僕はふわふわのスポンジ 君は白い生クリーム 僕らの子供の名前はイチゴ …そう、僕らの名前は 「ショートケーキ」。    image=41615289.jpg
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