第七回

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この話は、まだ俺が小学校二年生だった時の話。 その日俺は、学校の体育や友達と遊んでかなり体が疲れていました。 そして、その夜。 いつも通り、晩御飯を食べてお風呂に入って寝ました。 体に疲労を感じながら。 そして、それは真夜中(三時くらいだったはず)に起こりました。 俺はトイレに行きたくなり、目を覚ました。 そして、体を起こそうとした瞬間。 動かない。 腕も足も、動きませんでした。 まるで押さえつけられたかのように。 俺は、『うわぁ…これが噂の金縛りかぁ』なんてボーっとした頭で考え。 徐々に頭が動き始めると、『…これって、幽霊とかでてくる前兆…じゃなかったっけ』と、ようやく思い。 段々怖くなり、我慢していた小便を漏らしそうな程にビビりまくり。 『いやだー!』っと、思い切り腕を上げると。 動いた。 そう、動いたんです。 『ああ、助かった…』と、安心して泣きそうになっていると。 『ニャ~』 猫の鳴き声…
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