爆弾処理班、誕生

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さて、続々と虚像の恋に落ちて行く。 散々バカにしてた女の子がかわいく見えるって言う正通。 廊下でぶつかったのが運命やと信じたヒロ。動物好きに悪い人はいないと飼育係の二年生徒に恋をした達雄。 マンガの続きが知りたいだけなのを恋やと言い聞かせたドゥ。 当時流行ったシャンプーを使っているって理由だけで恋に落ちた、ただの匂いフェチの啓。 ここで冷静なのは誠。きちんとわかってんねやな。 憧れと空想の違いを。 おれ? その頃はなぜかアリンコ飼ってたなぁ。 痛すぎやわ。 でもなみんなスキやってなるのは、全然モテへんコらやねん。 完全に爆弾処理班やな。 あぁ、何でアホばっかなんや…。
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