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ここで私は1つ大事なことを学習した。まずむやみに霊視をすると霊にわかってしまい、相手から寄ってきてしまうこと。そして状況がわからない場合には遠隔霊視は大変危険なこと。この教訓は今でもって頑なに守っている。
さて、話を戻し、老婆の霊を(不本意ながら)引っ張ってしまったことは事実であり、一度『ご縁』が出来てしまった以上どうにもならない。
どうしたものかと思案していたある日、仕事中にどうしても温泉に入りたくてたまらなくなり、仕事が手につかない状況になってしまったのである。
これが霊の仕業であると薄々感づいたので、私は仕事を早退し自宅近くのスーパー銭湯へ行くことにした。
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