出会い

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紅月の家にもどった三人。 「村長さん、これでいいか?」 瑪瑙は風呂敷を差し出した。 そこには山菜、きのこ、それからおまけの蛇。 「蛇まで…ありがとうございます。」 「いや、それは赤いのが…」 「林檎だ!」 「てめェ散々人を山菜扱いしてたじゃねェか!」 「なんだと山菜!!」 「やんのか赤いの!!」 「落ち着いて林檎!瑪瑙さん!」 沙羅が間に入るも二人には敵わず押し出されてしまった。 「いたたたた…」 「お二人は仲が良いんですね。」 くすくすと紅月が笑っていると。 「今日はやけに騒がしいわね。何事?」
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