第一話:あっと驚き‼突然海賊になっちゃった⁉

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「ゼェ……ゼェ……ゼェ……」  白也はやっとの事で葉月達に助けられ、甲板で息を整えていた。 「ひ、酷いよ三人共……もっと、早く助けてよ……」 「いやー悪ぃ悪ぃ。まさかホントに白也までここに来るって、」 「思わなかった?」 「予感的中してたもんだから」 「予感してたんかいっ!にしても、ここはいったい……?」 「俺らにもわかんねぇ。いったい何がどうなっ「ゆーきぃぃぃぃいいい!!!!!」  またも龍斗の声は遮られた。 「今の声はまさか……」 「何処だゆぅーきぃぃいい!!!」  葉月たちの乗っている船の後方から別の船が猛スピードで迫ってきていた。  そして葉月の乗っている船の直ぐ隣で止まった。 「ひっ光っ!?」  止まった船の見張り台には光が居た。  船を操っているのはライだった。 「おー葉月。勇紀見なかった!?」 光が見張り台から飛び降りながら言った。  ちなみに見張り台から甲板までものすごい高さです。 「は?勇紀?え、何、あいつ来てんの?」  今度は葉月が質問し返した。 「……あんた達何も聞かされて無いの」  葉月達はうなずく。 「ハァ……。そもそも、うちらがこの世界に飛ばされたの、あいつの仕業だよ」 「「「「「なっ何ぃぃぃぃいいい!!!!!????」」」」」 .
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