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真っ暗な空
鉛色の空
空が近く感じる
鉛いろの空から鉛いろの水が落ちてきた
あなたゎ みつけてくれた
タンボールの中の私を
冷めきって氷のような体
足に力が入らないくらいに痩せた体
方足も方耳もないボロ②な体
あなたゎ優しくつつんでくれた
あなたの温かい体ゎ心の氷をユックリとかしてくれた
初めて生き物として扱ってくれた
でもどうして…
なぜ 前の人みたく殴らないの
なぜ 蹴らないの
なぜ 切りつけないの
なぜ床に叩きつけないの
なぜたくさんご飯をくれるの
いままでこれが愛だと思ってた
あなたゎ前の人と違うのかな
あなたゎ裏切らない そう思う
必要となりたい
だからあなたのそばにいるよ
あなたが殺されそうになったら私が身代わり
あなたが病気で死んだなら私ゎずっと側にいてあなたの体に寄り添います
死ぬ時ゎ…あなたと重なって死にたい
必要な存在になりたい
必要になりたい
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