第二章~意識~

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そんな見とれている俺に、 美穂は「ん?鈴木君?」 と不思議そうな顔をしている、俺は我に帰った。 俺は「あ…あぁ、おはよう、ボーッとしちゃってたょ」下手な言い訳だ。 美穂は「そぅなの?大丈夫?」 まだ不思議そうな顔で俺を見てる、なんだか不思議な感覚だ。 「…可愛い…」 その時、初めて美穂を可愛いと感じていた。 美穂は「大丈夫ならいぃんだけどね、教室まで一緒に行こう?」 俺は「ぅん、行くべ」 何気ない登校、何気ない会話、そして俺の胸に引っ掛かるモノが何なのか分らず時は過ぎて行く。 10月の少し風が強い日、放課後の教室で友達と俺は、はしゃいでいた。 そんな時、美穂が教室に入って来た。 美穂は突然「あの…携帯持ってるょね?」 と聞いて来た、 俺は「あぁ持ってるよ、何で?」 と聞き返した、 美穂は「アドレス交換してもいぃかな…?」 と少し不安げな顔で聞いて来た、 俺が「いぃよ、相談でも何でも聞くよ、メール待ってるよ」 と言うと、 美穂はまた眩しい笑顔で「ありがとう、後でメールするね」 と嬉しそうに言うと帰って行った。 少しして俺も友達と帰る事にた。 電車の中で音楽を聞いていたし揺れているから気付かなかったが携帯にメールが来ていた。
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