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そして凛華の指さす方を見てみると、暗くてよく見えないが何か動いている。
「あれ何だと思いますか?」
雛咲の方に振り返り言った。当の雛咲はまだ廊下の奥を見ている。
「ねぇ…。あれこっちに来てない?」
「えっ!?」
凛華はその言葉を聞いてまた廊下の奥を見た。少しづつだが確かにこっちに来ている。
その時…
ザザッ…ザッザザ…
「何か雑音みたいのが聞こえませんでした?」
「うん…何か聞こえたね」
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