38人が本棚に入れています
本棚に追加
夜はいつも上…
それが日課だったけど、今日はそんな気分になれず
義行「…ふぅー…」
煙草を吹かし灰を灰皿に落とし…車内で途方に暮れていると
携帯が鳴った…鳥海からだ
電話を取り会話する
義行「何?」
冷たくも面倒と言わんばかりに一言だけ言うと
鳥海「今日来ないのか?」
鳥海は優しい言葉で質問してきた…誰かに頼まれたくせに…なんて思い少し苛立つと
義行「うんそんな気になれないから行かない北方には言ってあるから…切るよ?」
話をしたくなくなった…鳥海の優しさに少し胸が痛んだ…俺は北方を敬愛しながらも、本心は好きで…偽っているような…
鳥海「あのさ少し話しようか?ため込んでたら疲れるよ?」
苛立つ俺を分かってるんだろうか?見透かされてるような…
義行「うん…分かった待ち合わせは?あっ上いいの?」
とりあえず…なんて感じな言い方で言うと黙りもせず直ぐに答えた
鳥海「大丈夫、気にするな…待ち合わせは…って言うか車だろ?俺の家においで…その方が早いし、それにお前今品川だろ?」
電話しながら目が丸くなった何故品川区に居るって判るんだろう?なんて思うとノックされた
鳥海「お疲れ様…いい?」
開いている窓から声が聞こえると鍵を開けると戸を開け助手席に座り
最初のコメントを投稿しよう!