私と彼と紅色の手紙

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「あ、来てる」 ポストに投げ込まれていた、オレンジ色の封筒を取り出す。 ひっくり返して差出人を確認し、満足しながら自室に向かった。 ケイちゃんとは、もう長い事になる。 幼馴染みの延長線でなった関係だから、親にも近所のおばちゃんにだって公認。 ただ、彼が家庭の事情で引越してしまったため、こうして月2回ペースで手紙のやり取りをしている。
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