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大きくなったアリスはあっという間に頭が天井につき身動きがとれなくなってしまった。
「私、どのくらい大きくなっちゃったのかしら…このまま動けなくなったらどうしよう…こんなところで死んじゃうの?」
悲しくなったアリスの、碧い瞳は次第に涙で潤んできた。
そして、バケツ一杯くらいある大粒の涙をポタリポタリ(正しくはバチャンバチャン)とこぼしはじめた。
涙はあっという間にその場を水浸しにし、涙の海ができてしまった。
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