狂った国

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こんなところに一秒も居たくない、アリスは半泣きになりながら歩きだした。 しばらくいくと、小瓶の置いてあるガラスのテーブルと、ガラスのイスがあった。 その向こうには二十センチくらいの小さな扉があった。 「扉がこんなに小さいんじゃ私は通れないわ!」 アリスはプリプリしながらガラスのイスに腰掛けた。
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