Little You

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何か胸騒ぎがする。 よくないことが起こりそうな気がしてならない。 「どうしたんだ?」 鈴木が心配そうに僕の顔を覗きこんでいた。 彼は、僕と同じ時期に入社した同僚だ。 「恐い顔してため息ついて。何かあったのか?」 「いや、大丈夫だよ。ありがとう」 とりあえず鈴木を安心させると、僕はパソコンに向き直った。
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