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あの日あの時に
戻れたなら
俺はまだ笑ってるかな
『ヒロさんが笑うってあまり想像出来ないけどね』
『燈菩君言い過ぎ!』
二人で笑ってる
まるで恋人同士のように
🎵🎵🎵🎵
『ん?もしも……あっゴメン…いますぐ…うん……はい…………』
『彼女か?』
『そう…デートの約束してて…ヒロさんまた明日!じゃ失礼しまーす!』
走り去る燈菩
俺のために
デートを遅らせてくれた
彼女に怒られなきゃ良いが
『燈菩君に彼女居るんだ?』
『あぁ…未瑠って名前だったか…そういうカナは居ないのか?』
『居るよ!目の前に』
目の前?
あっ……まさか……
『ケンタのカーネ○サンダー?あれは人形だぞ』
『違う!!!ヒロさんがアタシの彼氏でしょ!!』
時が止まる
動き続けていた
柱時計がゆっくりと
時を止めてゆく
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