第二章~恋~

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蜜蜂が蝶が 仲良く同じ花で 蜜を吸う そんな光景が 妬ましく思うカマキリ     蜜蜂よ… 先に目を付けていたのは 俺様だ 邪魔をするなら それなりに覚悟しろ           22時を回る 店の玄関が静かに 開いていく         『おい!来たぞ~!みぃタン居るか~!』     (@💋@) 『イラッシャイ。今日は遅いのね~今、違うお客さんに付いてて……』     『………なに?ん~ガキじゃねーか』       近付いてくる 見た目…30前半? 随分とゴッツイ       『おぅ!アンチャン!!酒も呑めねーで何しに来たんだ?』    『何か用ですか?オジサン』           カマキリの眼は 蜜蜂、蝶じゃなく 一匹のアブに…
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