第一章~出逢い~

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なーんもいらねー ただ生きて ただ進めば良い ミドリ… 俺はヤッパ無理だ ずっと笑顔は…            イラッシャイマセーイラッシャイマセー  ジャンジャンバリバリ  お出しください     『………よし!これで勝ちは確実だな』     当たっても 満たされない心 喜ぶところで 喜べない 燈菩にも怖い言われる ちょっと前まで 笑って仕事もしてたのに       『やっと見付けた!いつもこの店なの?』     『ん?あっ…カナ…何でここに居るのよ?』     『燈菩君に教えて貰ったんだ。ここに居るって』     余計な事… アイツはヤキだな     『出してるね…箱貰うね!』     そう言うと 隣に座り 打ち始める と、五分と掛らず当たり     『……チッ……』     『ん~?』     俺の逆隣から聞こえた 舌打ち 面白くねーのか 打つのを止め 俺にブツカリ立ち去る     『ちょっと待てや…』           乾いてる心 何かを埋めたくて 何かを求めてる
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