ウサギを追いかけて

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ヒュルルルルル……。 ガンッ!! 「あだっ!?」 いつの間にか私は地面に着いていた。 落ちた、が正しいかな? 「あぃたた……腰打った」 腰をさすりながら悪態をつく。それから、ゆっくり辺りを見回してみると、 「あれ?」 景色が、逆さまだった。 私が何かに引っ掛かった訳でもなくって、ホントに、天井と床が逆だったの。 「テーブルが……上にある」 随分器用に造ったのねww 「しゃべるるウサギ(変態)が現れたら、無重力の穴。次は画、そして逆さまの部屋?」 何?ココ。なにもかもがあべこべなんだけど? 私はそのまま奥に進んだ。
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