運命のメール

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決定的な差、それは‥破壊力である あきらかに拓馬の棒では、鉄パイプなんてものは折れない そして、あきらかに具現化のレベルが違うことだ 男の武器はすでにオーラが使えないものには、ただの木刀としか見えないほどのものである それに対して拓馬の棒は、オーラが見えるものでもかすかにしか見えないものであった つまり‥男の使っている武器と拓馬が使っている武器ではやはり、なにかが違うのである そのときメディアドームの広場で戦う拓馬の耳に二階席から声が聞こえた ?「そんなオーラじゃ、ダメだよ!きちんと始めの覚醒と同じように自分だけの武器をイメージするんだ」 二階席にいたのは‥ 拓馬が前にモノレールでみかけた少年であった そして拓馬はイメージした 自分にあった武器? なんだ? イメージしている拓馬に男が走ってきた そして、男には棒状のオーラが見えなかったのだろうか、ひっかかって、つまづいたのである が、その瞬間男の手から滑った、木刀が拓馬めがけて飛んできたのである 拓馬にはそれを避けるひまはなかった それゆえに拓馬がとった行動は‥ まるで投げ槍のように拓馬めがけて飛んできた木刀の先端を掴もうとしたのである だが男の木刀のオーラが強すぎて拓馬の手をすべって木刀はきていた そして、拓馬のただ木刀を掴みたいそのイメージから拓馬の手には、手袋がついていたのである その手袋がついたまま拓馬は木刀を掴んだ それにより木刀は止まったのである 拓馬はその手袋から感じるオーラに困惑しつつも男を倒すために立ちあがった そこで黒服が拓馬をとめた 理由は簡単である 男がこけたときに首輪を壊したからである クロフク「おめでとうございます。一回戦は拓馬様の勝ちです」 クロフク「怪我はあちらの医療班におまかせください」 そういわれ二階席にあがった 医療班「どうやら肩の傷は打ち身なので湿布を三日間ほどはれば治るでしょう」 そういわれ、俺は一回戦の賞金一万円をもらい、ドームを出ようとした瞬間‥ 黒服のコールが始まった
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