ツヨクナリタイ

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「ふう……」 小さな深呼吸。 深呼吸っていう程深くないけど。 昨日の大隅君。 いつもはどんな人なんだろうとか なんで昨日アタシに訴えて来たのかとか 今のアタシに考える事はきっと出来ない。 とりあえず…今は教室に入らなきゃ大隅君に聞けない。 「学校…行かなきゃ…」 アタシは重たい足をバス停の方へと歩みよせた。 また 恐怖が始まる事を知らずに。
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