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「……ご…め…」
震えで言葉が出ない。
「ユウ……警察に言うからね。犯人…探すからね?」
母さんは
すこし遠慮しているようだった。
「……」
アタシは静かにうなずく。
なんでアタシ
こうなったんだろう…?
キタナクナッチャッタ。
アタシ
キタナインダ。
コンナジブン
キライ キタナイ イヤダ。
そんな感情が
アタシをうめつくした。
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