開扉。(日本崩壊前編)

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ある話をしよう。私は、昼休みにある公的機関に、書類処理のために出向いた。私の前に、順番待ちの人が3人いた。事務処理の係りが一人で淡々と業務をこなしていた。多分、他のものは昼食休憩中なのだろう。それはわかる!。やがて数分が経過。私の前には相変わらず3人。そして私の後ろには、2名が加わった。私の昼休み時間は、あと20分程。1時には業務に戻る。 此れでも昼食も、食うや食わずで、急いできて待っているのだ。民間企業の現実は厳しい。 やがて又、数分経過。やっと事の状況を少々理解したのか、一人居た係りは、もう一人応援をと奥に入っていった。そしてやっと二人で、待ち人の用事を処理し始めたのだ。そう、淡々と、淡々と。 私は、もう少しで、汚い罵声を吐くところだった。そんな気持ちでいたのは、私だけだろうか? これは民間企業と大日本企業(主に、公的機関と言いたい)のレベルの違いなのだろうか? これ以上の事は書くまい、誤解を招く。私は、事実を紹介したまでだ。
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