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現代の日本…ではなく、皇国ジパングでは身分階級ができていた。
そもそも、何故国名が日本から皇国ジパングへと変わったのか、というのは未だに謎だが、国名が変わると同時に年収や国への貢献に基づき五個に分けられたらしい。
まずは農民。 自分の農地を持ち、それらを使い生活する者達を指す。
そして、商人。 下~中程度の自営業もしくはその下で働く者達を指す。
次に、貴族。 高収入で社会的貢献を大いにしている者とその一家を天皇が直々に任命する。
ちなみに皇族もこれに属す。
最後に、戦士。 国に要請するか、国に要請されるかのどちらかで入る天皇軍の者を指す。 中には戦士から貴族になる者もいる。
そして、奴隷。
これを階級と認める現代の国の心が知りたいが、その名の通り、こき使われたり貴族に買われたりする。
ちなみに、前科人や怪我以外で働けない人が対象である。
階級は余程のことがない限り、奴隷以外は代々受け継がれる。
ちなみにこの科学者、商人から貴族へと階級をあげられた、数少ない人の一人である。
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