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梅垣はこの日もバイトをこなし家に帰ってから寝ていた。
愛は友達と遊びに行き不在だった。
そんな彼の家のインターホンが鳴り響いたのは夕方5時頃だった…
ピンポーン!
気持ちよく寝ていた梅垣は頭ボサボサのまま気嫌悪そうにドアを開いた。
『誰?』
先程まで寝て居たので梅垣は寝惚けている。
『あの~…今度202に引っ越して来た西です…』
若い女の声に梅垣は目を完全に覚ました。
年齢16、17位
色白で二重
身長155前後のスレンダーな子
梅垣のテンションが一気に上がった。
『すいません!
せっかく挨拶に来てくれたのにこんな格好で出て。』
明らかに最初とは違う豹変ぶりだった。
『寝てるとこ起こしてすいません!』
『気にせんといて。』
梅垣は更に気嫌がよくなりニヤついた。
『それで…これ…引っ越しの挨拶に手ぶらもどうかと思って持って来たのですが…』
女の子は包装された箱を差し出した。
梅垣はそれをまだニヤついた顔で受け取る。
すると女の子は用事を終えるとそそくさと帰って行った。
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