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嫌な沈黙…
この空気でまず口を開いたのは愛であった。
『私さ…昼間の仕事探そうかな…』
『本気なん?』
意外なセリフにここで梅垣が反応した。
愛はこの問いかけに小さく頷いた。
そして梅垣ではなく江藤に向かって言う。
『一応貯金も250万位あるし当面は大丈夫やねんけどまーは賛成?』
『うん。いいと思うよ。』
江藤は笑顔で頷いた。
『良かった…』
愛は満面の笑みで喜び更に次は梅垣を見て言葉を続けた。
『かずよし君、そういう事やから私夜は辞めるわ。』
またしても想定外の自分無視の展開に梅垣はただ苦笑いを浮かべるしかなかった。
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