†PM13:30†

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こんなに可愛い子に会ったら忘れるはずないのに…まったく覚えてない… 『ほ、ほんとに?会ったこと合ったっけ?』 彼女は少し残念そうにしている。 『ご、ごめん…どこで会ったのかな?』 彼女はバックの中から一枚の写真を取り出し僕に見せてくれた。 そこには猫と彼女が一緒に写っている。 『可愛い…猫だね!』 危ない危ない!危うく【可愛い】が、ばれる所だった! 『その猫に見覚えないですか?』 猫だって?……………そういえば去年橋の下で観たことがあるような… 『私、あの時から貴方の事が気になってました…』 それってもしかして僕に気があるって事…いやいや、そんな事は無いよな? 『本当に覚えてないの?』 僕は今まで使ったことが無いくらいの勢いで頭をフル回転させ思い出そうとした…………………あっ! 『あの時野良犬に絡まれてた子猫か!大きくなったんだな…』 思い出して見るとなんだか懐かしい感じがした… 『思い出した?』 彼女の顔に笑顔が戻った。
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