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ごちゃごちゃと好き放題言った後彼らは帰っていった。
『まったく、何しにきたんだか…』
そこへこの店の店長が来た。
『おう!神楽君!元気?』
『お疲れさまっす!まぁ、ぼちぼち元気ですよ。』
『元気なのはよいことだ。…そうそう!明日は休んでいいから。』
明日もバイトが入っていたのだが…
『いいんですか?僕出てもいいですよ?』
特に用事が無かったので、僕としてはバイトしたいのだけど。
『さっきの話し聞いちゃったんだよな~…』
『話し?…あ、あれは何でもないですよ…僕には無縁の話しで…』
店長は僕の肩を軽く叩くと一言…
『チャンスがあるのと、ないのとどっちがいい?』
?僕は………そういえば夜電話してくれと言ってたのを思い出した…
ポケットから電話番号の書かれている紙を取り出した。
『チャンス…ですか?』
僕は店長に尋ねた。
『そう。神楽君はその子嫌いじゃないだろ?
明日はクリスマスイブだ。デートにでも誘え。』
この人は…まぁいいか、玉砕してみようかな。
多分ダメだろうけど…
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