神の宿し子

プロローグ

その日もいつも通りに学校が終わり、部活をやっていない俺は帰宅路についた。

そして自転車で15分、俺の住んでいるマンションに到着した。

ちなみに俺は一人暮らしなので部屋には誰もいない。
俺の両親は俺が２歳の時に交通事故で亡くなったと聞いていた。
なので、家賃は親戚が払ってくれているが、親戚はここに来る気はないらしい。

俺は６歳の頃から、ここで一人暮らしをしていた。