第一章「入学式」

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体育館に着くともう大半の生徒が座っていた。 俺と紗夜は入り口に立っている先生にクラスわけの紙を貰い一通り目を通す。 杜人「おっ、俺D組だ。紗夜は?」 隣で見ている紗夜に問いかける。 紗夜「私もD組だよ、よかった~」 紗夜が胸に手を当てホッとしている。 杜人「おぉ紗夜と同じクラスかぁ~こりゃ一年間楽しめそうだな」 そう言って紗夜の頭を撫でてやる。 紗夜は頬を赤らめ微笑んでいる。 杜人「じゃあ座るか」 二人でD組の椅子の方へ歩いて行く。
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