第一章「入学式」

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新品の制服を着て下に降りる。 母「あらあらいい服を着ると不男もかっこよく見えるものなのね…」 杜人「自分の息子だぞ?言ってて悲しくないか?」 母は一回「う~ん」と唸ると 母「私あんた産んだ覚え無いかも…」 杜人「母さん…俺は今非常に傷ついたぞ…」 母「冗談よ冗談。てゆうか早く行かないと不味いんじゃないの~?」 そこで気付いたもう8時20分だと言うことを。 杜人「!!やっべ!!行って来まーす」 元気よく家を出て自転車に乗る。 その姿を微笑みながら見送る。 母「あの子昨日自分で家中の時計一時間遅らせたの完璧忘れてるわね」 そう只今の時刻は7時25分なのだ。 ふとテーブルの上を見ると 母「あら?あの子ネクタイ忘れてるわね………あとで紗夜ちゃんに届けてもらいましょ」
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