第一章「入学式」

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十分後…… 杜人「あ、あれ?」 冬星高校の前についた杜人は唖然とした。 何故なら人っ子一人いないからだ。 杜人「き、今日って四月六日だよな………」 携帯を出し日にちを確認する。 (うん…四月六日だ…) 確認して携帯をしまおうとした時はっとしてもう一回携帯を開く。 (七時…三十七分!?) そこで気付く昨日自分が今日の為に時計の時間を遅らせた事を。 (あー!!そうだった!!って待てよ?母さんはテレビの時計を見て時間を知っていた筈じゃ……) 怒りがふつふつと込み上げて来た。 (あんのばばぁ!計ったな!!) 近くの木を殴る。 (くっそー帰ったら文句言ってやる~)
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