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私は相当祖父になついており、一緒に勉強する事が楽しくて仕方なかった。
しかし一日は早い。
祖父達の帰る時間が一番嫌いだった。
悲しくて仕方なかった。
その時間がくると毎回泣いていた。
そんな私を見るといつも祖父は、泣きじゃくる私を車の助手席にのせ祖母を後ろに乗せ、帰る前に少しドライブをしてくれた。
そんな優しい祖父が大好きだった。
そしてそれを見守り微笑んでくれる祖母も好きだった。
しかし私がこんなに楽しいのが続くわけもなかった。
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