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僕の名前は(ヤスキ)
身長180の○型…
あれは僕が15才の誕生日を迎えた頃だろう。
明るく、いつも笑っていた僕は、友達も多い方で彼女もいた。
頭はそれほど良くはないが、部活のテニスはいつも優勝していてみんなの憧れの的のような存在だった。そんな僕が、初めて出会ったタイプの純(ジュン)…
身長182、B型。
純はあまり学校に顔を出したところを見たことがなく、まわりからはいつも変な噂がたっていた。
薬、喧嘩、暴走族……って、他にも書ききれないほどの変な噂がある子だった。
勿論、そんな子と接点がない僕は関わろうとはこれっぽっちも思わない。
ある日、部活が終わった僕はいつものように駐輪所で自転車に乗り、皆で下校してゲームセンターで、その頃流行っていたビートマニアというDJのゲームを楽しんでいた。
夕陽も落ち、空も暗くなってきたので自宅に帰っていた道の途中での出来事だった………。
バキッ!オラー!
バキッ!?
この街は治安も悪くいつも誰かが喧嘩をしている。
が、その時僕の目に映っていたものは…
純が高校生4人に殴られている姿だったのだ。
こうゆう光景はドラマでしか見たことがなく、見ていられないほどの光景
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