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〇川のじいさん。70歳前後、無職。
最初に爺さんが店を覗いた時、『猿⁉』と思ったくらい猿顔。
この爺さん、うちの店のすぐ近くのアパートに住んでて、あちこちの店に出没してるらしい。
初めて来ていきなり『おじちゃんと一緒に住むならお金やるよ』と言うので、念のために『いくら?』と聞いてみた。
『僕は土地売った金が五百万あるけん』
(はあ?この猿親父!たかが五百万でこの私を手に入れようってか!5億の間違いじゃねーのか?)
あまりの感激で私の血圧は一気に上がり、思わず台所へ包丁を取りに行こうと思ったほどだ!
それにこの親父、自分はカラオケの先生だ、医者だ、警察だったetc…猿のくせに大嘘つき!(警察に通報して捕獲させちゃうよ!)
よく聞けばこの親父、私の中学ん時の同級生男子の父親じゃん!
だいぶ前に母ちゃんとは離婚して(当たり前じゃ!)子供3人とも交流はないんだと(当たり前じゃ!お前みたいなエロ親父恥ずかしいわい!)
私は同級生男子の事が気の毒になった。
今度〇川エロ親父が来てエロい事言ったら、〇川君、息子のあなたの名前出して親父を黙らせる事を許してね(>_<)
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