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ジッ ジリリリリィ~
『う~ん……。』
バシッ
『まだ眠い…。』
恨めしげに目覚まし時計を見つめながら時間を確認する。
am7:00と表示された時計。
いつも通りの朝を迎えた。
俺は冬産まれなのに冬が嫌いで堪らない。
理由?
寒いのは嫌いだからだよ。
起き上がりテーブルの上に置いた携帯電話を見る。
着信有り
『ん?誰だこんな早くに……』
パカッ
携帯を開き着信履歴を見た。
不在着信
Masa
07/12/01/06:53
『なんだ【将(マサ)】か。』
将は俺の親友。
見た目は厳つい感じで、第一印象は近寄りがたい。
そんな印象とは違い人一倍優しく心が強い男。
すげぇいい奴。
ピッ
俺は【将】に電話をかけ直した。
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