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よそ見をしていた事に気付き、前を向いた瞬間。
視界に影が飛び出した。
瞬間的に影に視線を向けた。
サングラスをした女の子が飛び出していた。
危ない!
そう思った刹那、自動的に身体が動きハンドルを右に切る。
対向車が目に映り終わったと感じた。
キキィッー ガスッッツ
俺は恐る恐る目を開けた。
どうやらブレーキをかけながら目をつぶっていたらしい。
ハンドルにもたれ掛かった頭を上げて周りを確認する。
対向車のトラックがブレーキ痕をアスファルトに付けて電柱にキスをした状態で止まっている。
車体が高い為に女の子の姿が見えない。
まさかと思い急いで車から降りた。
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