君との出会い

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彼女と出会ったのはほんの三ヶ月前。ある日の夜だった。 その日の僕は学校の体育のサッカーでドジをし、授業中問題に答えられなくてみんなに馬鹿にされた。 だからすごいむしゃくしゃしていた。 僕はご飯を食べたあとすぐにベットに入り寝た。 そしたら真っ暗な世界に僕がいた。あたりをきょろきょろしていると”こんにちは”と声をかけてきた 女の子がいた。 僕はびっくりした。そんな僕に彼女は 「私の名前はユリア、あなたは?」 僕は答えた 「僕は昇、杉山昇。君は一体・・・」 「昇、私はあなたのお友達」 「友達・・?」 はっきり言って何を言ってるのかさっぱり分からなかった。 初対面なのに急にそんなことを言われて。ただ何故か彼女とは初めての感じがしなかった。 彼女はかわいらしくて、ワンピースの服を着ていて、首からはペンダントをしていた。それから彼女と いろいろ話した。好きな食べ物やテレビ、趣味など。ただどこに住んでいるかなど聞くと分からないと 言った。 気にはしたがそれよりも、彼女と話すことに集中した。彼女は本当にかわいらしく、少し緊張した。 彼女と話していると 「ごめんなさい、もう行かなきゃ」 そう言い残し彼女は去っていった。 「ユリア!」 そう叫んだとき目の前には白い天井、周りは見慣れた自分の部屋。時計は朝の七時をさしていた。 どうやら夢だったらしい。仕方なく僕は起きて学校へと行く準備をした。 学校についてもさっきのことばかり考えていた。僕はまたあの夢が見たくて古典の授業中寝た。 そしたら 「寝たらダメでしょ」 と声だけ聞こえた。 僕ははっと目を覚ます。だけど目の前には先生がいて、僕は怒られた。だけどまたユリアに会える。 それだけで僕はうれしかった。
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