雪景色

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静寂というベールで包み、人の温もりを気付かせる白き使者。 改めて自然の偉大さに自分の非力さを思い知らされる。 どんなにあがいてみたって、所詮は小さき存在。その力強き息吹に、この身はただただ震えるばかり。 畏怖を感じさせたかと思えば、陽に照らされる事により浮かぶ幻想に似たイルミネーション。 その対照的とも思える顔を持ち、私の心を刺激して止まない使者が作り出した世界に、あらがえない愛しさが込みあげる…
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